*** VintegeBEEを輸入し始めた当時のエピソードです。ブログ移動したため、お写真が無くて済みません。以下、当時のまま投稿します。***
丁度、日本の午前、現地はそろそろ仕事を終える時間でした。
すぐに返事が来ました。
しかも、驚いたことに…。
何でも聞いてくれていいんだよ…
メールの返信はこんな言葉で始まっていました。
何でも聞いてくれていいんだよ。それから、
必要なデータがあったら教えてね、集めるから…。
そして、メールには彼らが以前に実施していた、検査証明書も添付されていました。
返事はにはこうも書かれていました。
アメリカのルールでは、
Nutrition facts(栄養成分表)には、Ingredient(簡単に言うと原材料のリスト)に書かれているものの栄養成分分析を書くように定められているんだ。
だから、栄養成分表に書かれているSugarsは、原材料のリストにある材料のどれかに含まれているということになるんだよ。
ごもっとも。
材料によって食品は作られているのだから、栄養成分表に現れる要素も原材料由来ってことか…。
ふぅー。拍子抜けするとはこういうことだったのね。
つまり、栄養成分表に書かれているSugarsは、原材料から由来していて、
Vintege BEEのクリームドハニーでは原材料のほとんどすべては、はちみつ。
ってことは、はちみつ由来の糖分だってこと。
現地のルールに従って書くと、こういう表記になるんだぁ~~。
ヘーヘーヘー
あまりのシンプルさにビックリ、
そして、いつも日本の食品表示の解読に苦労しているわたしはには何だかとても新鮮でした。
相談官氏の、「砂糖が加えられているのでは?」 という懸念はこれで払拭できそう。
この時何よりも嬉しかったのは、余り楽しくない、あるいは失礼な問い合わせに対して、
淡々と親切に対応してくれた事。
アメリカのルールでは、はちみつ由来の糖分をSugarsって表記する様に求められているって事か。
あ~~、良かった。ホッ…。
残りの課題は、客観性のある資料
アメリカでは、Sugars と書く様に求められていると記載のある
第三者機関の文書でもあれば、
公正性もあるから説得力が高まる。
これなら行けそう…。
探してみたら、あっけなく見つかりました。
アメリカ合衆国保険社会福祉省(FDA)が発行している、食品表示ガイド。
しかも、親切なことに、主要国の言語には翻訳されていて、日本語版もありました。
そこには、こんな一文が…。
>6.一般または通常名を成分として常に使用すべきですか?
>
>回答:規則で異なった条件がない限りは常に一般または通常名を成分とし
>て記載してください。例えば科学名の「スクロース」ではなく「砂糖」と
>いう用語を使用してください。
これで行けるかもしれない。
はちみつにふくまれる糖分は、ぶどう糖、果糖…と複数種類ありますが、
一般または通常名だとSugars(糖類)になるって事か。
あ~~、すっきり。
メールに添付されていた、検査証明書にも、いくつかの”糖”が科学名で記載されているではありませんか。
ジグソーパズルの最後のピースをはめ込んだような気持ちになりました。
勇気を出して、聞いてみて良かったぁ。
食品の輸入って、重箱の隅をつついた楊枝の先を顕微鏡で観察するみたい、
などど、思うこともあります。
でもね、人様の口にはいるモノだからこそ、当局が色々と確認しなければならないのも分かります。
一方で、輸入者としては、生産者の気分を損ねたら…と緊張する時もしょっちゅう。
ワタシ エイゴニガテ ナノデ…泣…
でも 、こうしたお互いにめんどうなプロセスを踏むことで、
見えてくるものがあるのです。
だってね、もし、何かやましい事があったら、
何でも聞いてくれていいんだよ。
それから、必要なデータがあったら教えてね、集めるから…。
なんて、言えないと思います。 わたしだったらしどろもどろになります。
ダカラ、ユニュウ ハ ヤメラレナイ…。
全てがこういう人たちではない、それは残念ながら事実。
これは国産品でも同じだと思います。
デモネ、こんな面倒くさいやり取りをしていくうちに、
一緒に仕事したい人に巡りあえる、そう思います。
僕たちのために一生懸命やってくれてありがとう。
こんな言葉でメールは終わっていました。
イエイエ コチラ コソ
… to be continued …
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