*** VintegeBEEを輸入し始めた当時のエピソードです。ブログ移動したため、お写真が無くて済みません。以下、当時のまま投稿します***
VintageBee 発掘物語2
長距離フライトの時差ボケでしびれた頭で、
「コノハチミツ ヲ ニホンニ ユニュウ スル タメニ ドウヤッテ クドコウカ…」
そんなことを考えているうちに、眠りに落ちていきました。
翌朝、もちろん時差ボケはしっかり残っていて、早朝から目が覚めてしまいました。
時間が惜しいので、厚さ2cm近くある出展者リストを取り出して、他の商談先の候補を探しているうちに、朝日が上ってきました。
(写真は、その時の朝日です)
この出張では、米国大使館商務部と財団法人対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)共催の買い付け商談サポートミッションの1社として参加しており、ミプロ貿易アドバイザーが買付商談にアテンドし、サポートしてくれるという非常に恵まれた環境にありました。
「商談を申し込むなら、貿易アドバイザーに同席してもらおう」、そうすれば、こちらの本気度も伝わりやすいし、
現実以上に「しっかりした会社」、と美しい誤解をしてくれるかもしれない…。
と、勝手に考え、朝一で、昨日訪れたVintageBEEのブースにアポ取りに出かけました。
昨夕、わたしの相手をしてくれた大きなおじさんは、よく見ると実は私の弟よりもずっと若かったのでした。
ヒロウ ハ チカク ノウリョク ヲ オオハバ ニ ウバウ モノ デス、
キヲツケナイト ダイジナコト ヲ ミオトシテ シマイマス
ヨウ チュウイ !!
Troyにおはようを言い、
「専門家を交えて話をしたいので、時間を取ってもらいたい、
明日の2時半にもう一度ここに来たいのだけど、良いですか ?」
と切り出す。
彼ら出展者にとって、開催期間中は重要な商談の時間。
バイヤー登録に先立ち審査がありますので、来場者は通過した「本当のバイヤー」のみ。
決定権のある売り手と買い手の商談ですから、その場で話が決まります。
こちらでのビジネスの進め方は、国内の見本市とは少し勝手が違うのです。
ノースカロライナ州からアトランタに来ている彼らにとってもそれは変わりません。
たとえ隣の州からと言っても、飛行機で80分近くかかるのだし、
限られた時間だからこそ、確度の高い相手の商談を優先的に進めたいだろうし、
自分が逆の立場だったら、同じことを考えます。
だから、もー、ドキドキでした。
「分かりました、明日2時半に…」
と承諾の返事を聞いた時には、全身から力が抜けました。
マダ ショウブ ハ コレカラ ナノニネ…
翌日、約束通りの時間にブースを訪ねると、ちゃんと待っていてくれました。
「ここでいいですか? それとも、ゆっくり座って話せる場所に移動しますか ? 」
きちんと、話を聞いてくれるらしい…
「この商品は輸出実績がありますか?
出来れば、日本に輸入できたらと考えています。
ただ、ご存じのとおり、日本の厳しい規制をクリアしなければならず、
メーカーからいくつか書類を出してもらわなければならないのです。
提出していただいた書類は、輸入手続きのためだけに使用しますし、
もちろん、機密として取扱います。
わたくしどもと協業していただけますか?」
ドキドキ・・・
「分かりました。必要な書類は準備しますので。」
エッ、ホントニ イイノ??
2日前からの心配が嘘の様に、あっけなく、話は進み…
既にその当時、VintageBEEでは10種類以上のフレーバーが開発され、ブースに陳列されていました。
チョコ、チョコミント、ホワイトチョコアーモンド、ブラックベリー、ラズベリー、ストロベリー、シナモン、シナモンアップル、レモン…
「どれでも、好きなのを選んでください…」
両手に抱えきれないほどのサンプルを頂き、握手をし、
ドクターXに出てくる岸部一徳のようなスキップをしたい気持ちでブースを後にしました。
… to be continued …
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